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管理人CIPHERの日々をだらだらつづった日記です。上の似顔絵は、似顔絵イラストメーカーで作りました


by cipher0708

お兄さん、脱帽。

昨日(あ、もうおとといか)の話。
合奏オフで知り合った音楽仲間数名と呑んできました。前回の合奏に参加できなかったので、その話も聞いたり、5人でいろんな話をして、たまには激論(?)交わしたりして。ちょっとしゃべりすぎの感もあったがまあそこは許しておくれ>参加者。

さて、その席で吹奏楽の話になりました。(このオケの管セクションはほとんどが吹奏楽のみで、オケ経験のある人は少数派)吹奏楽の部活でのエピソードやコンクールの裏話などなど、吹奏楽という文化を全く知らない僕にはとても楽しい話だったんですが、飲み会にいたメンバーに「中学校の時のコンクールの演奏を持っている」人がいて、飲み会中に聞かせてもらうことに。

曲は、ドビュッシーの「海」(1楽章のみ)。

へええ。吹奏楽の曲のジャンルの1つにオケ曲のアレンジがあるってのは知ってたけど、ロシア物が中心だと思ってたよ。チャイコさんとかショスタコさんとか。聞くと、ラヴェルやドビュッシーは結構吹奏楽にアレンジされてコンクールなどにも取り上げられるんだとか。だけど、中学生でドビュッシー、しかも「海」ですか。ボクもこの曲演奏したことあるのでよくわかるが、大変な難曲。アマオケで取り上げるのは結構な大冒険な曲なんです。部活オケでこんなの取り上げたら反乱起きるぞ。

さてさて。拝聴。




・・・・・うまい。

最初、どっかのプロブラスのアンサンブルかと真剣に思った。これ、本当に中学生の演奏?

音程の確かさや表現もさることながら、なによりも音色がしっかりとおフランスです。もちろん調性も変えてるだろうし、編曲の妙もあるんだろうけど、オリジナルと比べてもまったく遜色がない。(もちろん、オケ版のほうが美しいが)

ドビュッシーの「海」って弾くのも大変だけど、あの特有の美しいもやもや感を出すのが大変。それを中坊ごときが編曲されてるとはいえやるんですねえ・・・・。それも相当の完成度をつくるんだもんねえ。


吹奏楽文化ってすごいのね。
by cipher0708 | 2008-12-12 00:36 | ちょっとした出来事