楽しい音楽の時間
2008年 11月 29日
所属オケの本番が無事(・・・でもないか)終了しました。関係者の皆さん本当にお疲れ様でしたまたありがとうございました。
【祝:ティアラこうとう(ほぼ)満席達成!】
ここ1年ほどで観客動員数を飛躍的にのばしているうちのオケ。前回で団はじまって以来の1000人達成をしたが、今回は概算で1150人。これはティアラではほぼ満席の数字。ティアラ職員もびっくりしてました。どーだ、まいったか(笑)。
さてさて、当日のことを時系列で。
昼からの準備なので、朝はゆっくり。前日薬を飲んで早めに寝れたこともあり、風邪気味なんだけどなんとかいけそう。注文しておいたお弁当を持って早めにティアラ入り。というか、今読んでいる本のつづきがきになってしょーがないので、早めに行って少しでも読了しようかと。
開館前にはだいぶ係の人も集まってきた。セッティングも今回は僕の中では最大級の編成。正直かなり不安があったが、ホールの助けと舞台監督のIさん、そしてセッティング部隊の団員のみんなが協力してくれて、予定よりも大幅に短縮して完了。そして仕切ってるボクも楽ちんでしたわ。
ステリハは展覧会→アンコール→前プロ→コンチェルトの順。展覧会にはまだ不安が一杯。
ひと段落着いて、ちょっと一服・・・と外に出たところ、ティアラ職員Tさんが何か叫んでる。「4列でお並びくださ~い」と場外整理してるもよう。ちょっとみると開場前にして、敷地の外にはみ出るほど行列ができてる。5分前開場したが、開場15分後にはすでに入場者700人突破。こりゃ満員御礼がでるかな?と団長と話していた。
さて開演。まずは前プロの「はげ山の一夜」から。演奏会の始まりとしてはいい演奏ができたと思う。ボクもこの曲はほぼノーミスでいけた(と思わなくもない・・・・)。
次のチェロコンチェルト。いすがセッティングされてソリストのM澤先生登場。ボクの位置からはソリストがよく見える(6プルト表)。演奏が始まり、チェロのソロがはいってくると(そのまえのホルンとクラリネットのソロがすばらしかった!)、先生の背中から気合がびんびんと伝わってきます。チェロって音が前に行くから、後ろにいるオケにはどうしても音が聞こえにくい。そんな中でもM澤先生のすばらしい音楽がどんどんオケをリードしていく。オケも完璧にとはお世辞にもいえないまでもきちんとのっていけたのかな。フルートのtmy嬢とソリストの掛け合いがものすごく絶妙で最高。Clのyayoさんもすばらしいっす。
M澤先生の演奏の魅力って、確かなテクニックとダイナミックレンジの広さというのもあるんだけど、「表現の大きさと積極性」なのかなって個人的に思う。とにかく、こう歌いたい、こう表現したいがアグレッシブといえるほどに前に出されるし、その熱さと表現が聞く人をひきつけるんだろうなあ。こんな風に音楽できたらなって本当に思います。
1楽章では思わず拍手が。そして演奏終了後には多くのブラボーが。
そしておまけのアンコール。バッハの無伴奏組曲第1番の1楽章を演奏してくださいました。
メインの「展覧会の絵」。不安要素が最も多い曲だけど、本番はステリハよりずっとうまく行ったとおもうな。エルミタージュ美術館にはさすがにいかないけど、美大生の展覧会レベルまでにはなったんじゃない?各曲細かい事故はいっぱいあったけど、少なくとも今の段階でのベストパフォーマンスはできたと思いますよ。
打楽器の皆さんがめちゃくちゃゴイスーです。「こびと」や「バーバ・ヤーガ」のティンパニやバスドラムの音があれほど効果的になるんですね。普段、打楽器の役割って「リズムを締める」くらいの認識でしたが、本当にオケを輝かせる効果があるんだなと。こっちもすごく楽しくなります。だけど、「キエフの大きな門」のカリヨンはちょっとでかすぎかもね(笑)(←録音レベルを振り切ったらしい)
この曲はやっぱりトランペットのS保さんがブラヴォー。すばらしいソロをたくさん聞かせてくれました。あとは「古城」のサクソフォンですね。やわらかい音色で本当にいい。
アンコールはラヴェルのバレエ「マ・メール・ロワ」から終曲「妖精の園」。弦が主体の曲で、やわらかい音色をだすのがとっても難しい。だけど、これもうまくいったんじゃないかな。ヴィオラも存在感を出せたかなと。この曲、めちゃくちゃきれいな曲なんだけど、ヴィオラのトップにはありえない高音域ソロがあります。オレなら1週間くらい山篭りしなきゃ無理なソロだけど、トップのすじゃーたさんがお見事でした。元気な赤ちゃん産んでくださいね。
打ち上げではお褒めの言葉も厳しいお言葉も。いろいろしっかり「反省」して次に生かせとは指揮者の先生の弁。次はいよいよマーラーの1番に挑戦です。
そして今日はかぜっぴき。声が出なくてこまってます(笑)。
【祝:ティアラこうとう(ほぼ)満席達成!】
ここ1年ほどで観客動員数を飛躍的にのばしているうちのオケ。前回で団はじまって以来の1000人達成をしたが、今回は概算で1150人。これはティアラではほぼ満席の数字。ティアラ職員もびっくりしてました。どーだ、まいったか(笑)。
さてさて、当日のことを時系列で。
昼からの準備なので、朝はゆっくり。前日薬を飲んで早めに寝れたこともあり、風邪気味なんだけどなんとかいけそう。注文しておいたお弁当を持って早めにティアラ入り。というか、今読んでいる本のつづきがきになってしょーがないので、早めに行って少しでも読了しようかと。
開館前にはだいぶ係の人も集まってきた。セッティングも今回は僕の中では最大級の編成。正直かなり不安があったが、ホールの助けと舞台監督のIさん、そしてセッティング部隊の団員のみんなが協力してくれて、予定よりも大幅に短縮して完了。そして仕切ってるボクも楽ちんでしたわ。
ステリハは展覧会→アンコール→前プロ→コンチェルトの順。展覧会にはまだ不安が一杯。
ひと段落着いて、ちょっと一服・・・と外に出たところ、ティアラ職員Tさんが何か叫んでる。「4列でお並びくださ~い」と場外整理してるもよう。ちょっとみると開場前にして、敷地の外にはみ出るほど行列ができてる。5分前開場したが、開場15分後にはすでに入場者700人突破。こりゃ満員御礼がでるかな?と団長と話していた。
さて開演。まずは前プロの「はげ山の一夜」から。演奏会の始まりとしてはいい演奏ができたと思う。ボクもこの曲はほぼノーミスでいけた(と思わなくもない・・・・)。
次のチェロコンチェルト。いすがセッティングされてソリストのM澤先生登場。ボクの位置からはソリストがよく見える(6プルト表)。演奏が始まり、チェロのソロがはいってくると(そのまえのホルンとクラリネットのソロがすばらしかった!)、先生の背中から気合がびんびんと伝わってきます。チェロって音が前に行くから、後ろにいるオケにはどうしても音が聞こえにくい。そんな中でもM澤先生のすばらしい音楽がどんどんオケをリードしていく。オケも完璧にとはお世辞にもいえないまでもきちんとのっていけたのかな。フルートのtmy嬢とソリストの掛け合いがものすごく絶妙で最高。Clのyayoさんもすばらしいっす。
M澤先生の演奏の魅力って、確かなテクニックとダイナミックレンジの広さというのもあるんだけど、「表現の大きさと積極性」なのかなって個人的に思う。とにかく、こう歌いたい、こう表現したいがアグレッシブといえるほどに前に出されるし、その熱さと表現が聞く人をひきつけるんだろうなあ。こんな風に音楽できたらなって本当に思います。
1楽章では思わず拍手が。そして演奏終了後には多くのブラボーが。
そしておまけのアンコール。バッハの無伴奏組曲第1番の1楽章を演奏してくださいました。
メインの「展覧会の絵」。不安要素が最も多い曲だけど、本番はステリハよりずっとうまく行ったとおもうな。エルミタージュ美術館にはさすがにいかないけど、美大生の展覧会レベルまでにはなったんじゃない?各曲細かい事故はいっぱいあったけど、少なくとも今の段階でのベストパフォーマンスはできたと思いますよ。
打楽器の皆さんがめちゃくちゃゴイスーです。「こびと」や「バーバ・ヤーガ」のティンパニやバスドラムの音があれほど効果的になるんですね。普段、打楽器の役割って「リズムを締める」くらいの認識でしたが、本当にオケを輝かせる効果があるんだなと。こっちもすごく楽しくなります。だけど、「キエフの大きな門」のカリヨンはちょっとでかすぎかもね(笑)(←録音レベルを振り切ったらしい)
この曲はやっぱりトランペットのS保さんがブラヴォー。すばらしいソロをたくさん聞かせてくれました。あとは「古城」のサクソフォンですね。やわらかい音色で本当にいい。
アンコールはラヴェルのバレエ「マ・メール・ロワ」から終曲「妖精の園」。弦が主体の曲で、やわらかい音色をだすのがとっても難しい。だけど、これもうまくいったんじゃないかな。ヴィオラも存在感を出せたかなと。この曲、めちゃくちゃきれいな曲なんだけど、ヴィオラのトップにはありえない高音域ソロがあります。オレなら1週間くらい山篭りしなきゃ無理なソロだけど、トップのすじゃーたさんがお見事でした。元気な赤ちゃん産んでくださいね。
打ち上げではお褒めの言葉も厳しいお言葉も。いろいろしっかり「反省」して次に生かせとは指揮者の先生の弁。次はいよいよマーラーの1番に挑戦です。
そして今日はかぜっぴき。声が出なくてこまってます(笑)。
by cipher0708
| 2008-11-29 23:58
| 音楽