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管理人CIPHERの日々をだらだらつづった日記です。上の似顔絵は、似顔絵イラストメーカーで作りました


by cipher0708

楽器がいっぱい

土曜日はオケの日。今日は本番指揮者の合奏で、前プロのオネーギンとくるみ割り人形をみっちり。今日は若干早く会場入り。くるみ割り人形で使う特殊楽器のハープとチェレスタが業者から運び込まれるため、その運搬のお手伝いです。といっても、チェレスタにはキャスターが付いているので、ごろごろと押すだけ。大変なのがハープで、通常だとソフトケースだけの場合が多いけど、今回はトラック運搬なのでハードケースに入っています。このケース、とにかくでかい。北海道を縦につぶしたような感じのケースですが、余裕で大人3人くらい入れる大きなもの。さすがにこれは業者さんが対応しました。

 チェレスタを見たのは初めてではないが、改めてみると、けっこう特徴がありますね。
・とにかく重い
 4オクターブの楽器(5オクターブもある)ですが、これが持ち上げられないほど重いっす。
・ペダルの位置が高い
 ピアノと変わらない位置にあるかと思ってたんだけど、ペダルの位置がけっこう高くてびっくり。
奏者のYさん@びよらも「高いヒールの靴でよかった・・・」とぼそり。鍵盤のタッチも意外とおもかったりしました。

このチェレスタ、曲で初めて使われたのがこのくるみ割り人形。バレエの主役のこんぺいとうの精がソロで踊るときの曲にはじめて使われている。元はフランスのミュステルという会社が発明したもので、この会社の楽器は音色がすばらしい分、普通のピアノとはまったく違ったタッチなので、奏者がなれるのは大変らしい。
今回使っているのはYAMAHAのものなんだけど、これは鍵盤のタッチとかが改良されたもの。懸案だったタッチとか、ダンパーの機構がピアノのノウハウをいかして開発されたものらしいです。その分、音色とかが犠牲になっている部分も無きにしも非ず。それでも、お値段は相当にしますねえ。普通のアップライトピアノより高いんだ・・・。日本製はこちら

くるみ割り人形は「花のワルツ」から。ハープのカデンツァや序奏のアンサンブルを中心にやっていく。その後は「こんぺいとうの踊り」と、特殊楽器を使う曲を中心にアンサンブルを仕上げていく。

・・・・・・・・・・・・・・・記事つづく・・・・・・・・・・・・・・・・
by cipher0708 | 2007-10-21 01:14 | 音楽